令和2年度(2020年度) 国立大学理学部化学科編入学試験体験記
目次
はじめに
筆者は令和2年度(2020年度)大学編入学試験を受験した者です。
このブログは私のように大学の「理学部化学科」への編入を志している学生の力になれれば、と思い開設に至りました。
自己紹介
有機化学の好きな某高専生です。今自慢できることが、家にポンジュースがあることしかありません。
硬式野球部に5年間所属し、主将も務めていました。
受験した大学
第一志望の東北大学では惜しくも死にました。尚、旧帝大において理学部化学科に編入できるのは東北大学のみ(のはず)です。偏差値の高い国立大学の候補として残るは神戸大学がありますが、筆者は自分の学びたい研究内容を考慮して筑波大学を第二候補としました。金沢大学は滑り止めとして受験しました。
また、早稲田大学は金銭的な理由もあって断念しました。
[2020/03/11 追記]
理学部化学科に編入が可能な代表的な大学の例として、東京工業大学が挙げられます。しかし、ひとつ注意点としては東工大の理化の編入試験は他大学と異なり、受験科目は数学、物理、化学、英語(TOEIC)です。
席次とTOEIC
1年次:9位
2年次:6位
3年次:5位
4年次:5位
TOEIC:780
席次に関しては、全力で言い訳させてもらうと1、2年次は部活に全力を注いでいました。3、4年次に関して言えば、編入試験を推薦入試ではなく筆記試験で受験すること決断したため「席次を優先する必要はないな」と思い、編入試験の勉強に重点を置くことにし、高専の試験勉強は直前しか行いませんでした。以上の理由もありこの席次です。
TOEICに関しては、800点を超えることが出来ませんでしたが、ごめんなさい。
理学部編入とこのブログについて
理学部化学科を志した理由は、純粋に有機化学を学びたかったからです。有機合成化学や天然物化学に興味があり、いずれかを研究対象としたいとずっと考えていました。
工学部では、"engineering(ものづくり)"を学びます。そのため、自分のやりたい天然物合成や有機合成を研究内容として取り扱えるのは"science”を研究対象とする理学部であると思い、理学部化学科への編入を決心しました。
しかし、高専は”ものづくり”、つまり工学を学ぶ機関です。つまり、工学から理学への道というのはちょっとした進路変更のような選択でもあります。そのため、高専から理学部、ましてや化学科への編入についての情報は高専にもネットにも無に等しいです。
以上のこともあり、情報が主導権を握る編入試験においては、筆者はその点非常に苦労しました。
そこで、編入試験にひと段落した今、筆者のように理学部化学科への編入を目指している学生への力となれるよう、
「理学部化学科への編入ブログの先駆けとなれば...」
と思いこのブログを開設した次第です。
今後は、受験した大学の編入体験記や、編入試験やTOEICのおすすめの勉強法、参考書を上げていきたいと思います。
ただひとつ注意点を挙げると、筆者はクソミソにつまらないボケを意味も無くたまにかますので、その際は
「ガンジーでもぶん殴る勢いでツッコミ入れるレベルのクソつまらないボケだな」
程度にスルーしていただければと思います。
また、何か聞きたいことがありましたら、遠慮せずにコメントください。
「何か面白いこと言って」
以外のコメントには必ず返信します。ちなみにそのコメントをした方には自宅に10000ℓ分のアンモニア水溶液を着払いで送りつけます。
最後まで目を通してくれた皆さんありがとうございました。
以後、よろしくお願いします。